講演案内
- テーマ「美しく生きる」とはどういうことなのか
- 人は齢と共に内面を充実させ、崇高な魂を得、その美しさが顔に滲み出るものだと言われてきた。しかし現実にはそうではない。むしろそのような人は稀である。では内面を充実させ「美しくなる生き方」をするにはどうすればよいのか。人間の内面を追求し、中でも特に美というものを意識している作家に聞いてみたい。逆に、人間の美を外面から追求しているデザイナーにも同じことを聞いてみたい。双方のもとめる美しさの中味は異なるものなのだろうか。共通した美しさの概念があるのだろうか。そこには「美しくなる生き方」「美しく生きる」ことへのヒントがありはしないだろうか。充実した人生を送ることへのアプローチ。作家とデザイナーによる対談式講演会。
- 開催のきっかけ
- まさに潮が引くように…静かで安らかな最期に立ち合うとき、自分もこんな風に最期のときを迎えることができるのだろうか…と考えるようになった。その為には悔いのない人生を送ることが大切なのだろう。かといって、野放図に何をしても良いわけでもない。しかしそこにその人なりの貫き通す何かがあればどうなのであろう。それが一般に言われるその人なりの美学「美しく生きる」ということなのだろうか。医師として命を助けることが医療だと思ってきたが、その前に、自分自身生きることについてもう一度考えてみたい、考える機会を作ることをしてみたい。「美しく生きる」とはどういうことなのか…抽象的で難しいタイトルに聞こえるかもしれないが、そんな思いの中から生れたものです。小島利周
- 平野啓一郎氏と田川啓二氏
- 「内面を磨けば充実した人生を送る事ができ外面も美しくなる」そんな単純でありきたりの話ではなく、すごく難しくてもいい、何か「美しく生きる」ためのヒントになる、そしてある意味とある部分で対照的なお二人からお話を伺えば、更にそこに何か生まれるものも吸収できるのではないかと思った。言うまでもなく現代を代表する稀代の作家とデザイナー。中でもその「美」との関わり方に独特の感性とこだわりをもたれるお二人のお話を是非聞いてみたいと思った。
- 幸せの背くらべ
- イギリスの劇作家、エドワード・オールビーの作品。原題は『Three Tall Women』。人生の中で一番幸せなときはいつなのか、を描いた作品。ある女性の20代・50代・90代が現れそのテーマを比べ合う。そして90代の女性が最後に言うセリフ「そう…終わりに近づくときそうそれが至福のときなの」。そんな「至福のとき」を迎えるために…丹野郁美訳より引用。
開催日時・会場
5月25日(金)19:00開演 (18:30開場)
銀座ブロッサム
東京都中央区銀座2丁目15番6号
(有楽町線 新富町駅1番出口徒歩1分 / 日比谷線・浅草線 東銀座駅5番出口徒歩6分)
チケット取扱
チケット代金
前売 一般 3500円
学生 2500円
(当日・各+400円)
チケットぴあ
電話 0570-02-9999 [Pコード:638618]
ネット https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=1811949
店舗販売
チケットぴあ各店、セブンイレブン、サークルK・サンクス
[販売タイトル 平野啓一郎・田川啓二対談講演]
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企画・協賛
小島内科医院
制作・主催
オフィスOn